💻The熱暴走 →電源落ち『電源断の間隔が短くなっていく..』

少しの操作で電源落ち 『日に日に電源断の間隔が短くなっていく..』

熱暴走HP Pavilion AX875e9360jp
🖥️本日のお客様: HP Pavilion AX875AV (e9360jp)
 搭載CPU:AMD Phenom II X4(2009)
🩺操作を行うと電源が落ちる 
『日に日に電源断の間隔が短くなっていく..』

🩺初期診断

起動は出来る→電源落ち(電源断)のタイミングはランダムで落ちる間隔が短くなっていく
お問い合わせ時点に"ピンッ💡"と来るのは
そうです。。熱暴走
お越しいただき直ぐに、CPU周辺の状態確認とお熱を計ります
🖥️HP Pavilion AX875AV デスクトップ熱暴走

マウスを少々、動かしただけで80℃超えてます 対してGPUは変化がありません
妙にCPUの負荷率が安定しません 電源断はシステムに悪影響を及ぼす為
終了して早速、CPU周辺を身ぐるみ剥がしていきます

🔧修理の風

既に作業前後の画像です
ヒートシンクの埃詰まりは吹き付けて放熱する機能を失ってます
CPUグリスは爆熱の悪循環からでしょうか、蒸発してます
メンテナンス後に20℃以上、低下してくれるなら
電源断の症状は一先ず、抑えられるでしょう
熱暴走HP Pavilion AX875e9360jp
本来はCPUクーラー変更をお勧め致します
時間的猶予、周辺に打つからない見合う部品探しと部品代、作業増し等から費用は高くなります
今回はクーラー部品は交換せず本体が古いこともあり延命目的で進めます
現行のRYZEN(ZENシリーズ)はとても良いCPU(APU)ですが..
当該AMD Phenom II X4(2009)は爆熱CPUの傾向があります
熱暴走の兆候があれば、どんどん悪化していくので最低でも一年に一回は
クリーニングとグリス交換を行えば、きっと延命できるでしょう

🔧メモリ増量

初期診断の段階で搭載メモリ4GB(1GB x4)の使用率が常に90%で
処理が間に合わず、CPUに高負担が掛かっていた可能性もあります
最近はインターネットブラウザの利用で既に4GB近く占有している傾向もあります
1GBのメモリ2枚を4GBの2枚交換し合計10GBへ増量しました
memtest
メモリテスト→30分,30%程度,平均70℃,簡易テスト通過
※従来は100%テストを行う為、一晩程度要します
 お急ぎの場合は、ご要望により簡易テストで終了させていただきます
 この場合はメモリ相性の確認程度になります

メモリ使用量に余裕ができました(低負荷時の図)
メモリ使用量



🔧動作確認→高負荷テスト

マウスを操作しても落ちなくなりました

低負荷時の温度:
52-55℃周辺で落ち着いているようです
HP Pavilion AX875AV

高負荷時の温度:
72-73℃周辺までオサマリマシタ(CPU100%で30分程度)
初期診断時のマウス操作で80℃超えは当面、発症しないでしょう
HP Pavilion AX875AV デスクトップ熱暴走


🖥️動作確認→高負荷テスト

高低温度の平均30℃近く発熱を抑えられたようです
CPUクーラーを交換すれば更に50℃以下まで低下しそうです
『The熱暴走 延命の風Plus
 ~豪速修理💨 完了検査含めて3時間仕上げ~』
いかがでしたでしょうか
それでは、このへんで。。。バイナラ~

修理の流れ


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